★遺伝子組み換え稲 ★自然食店「香旬市場」オープン ケロケロ通信 第52号

8月の終わりから10月の初めにかけて、秋野菜の播き付けが続きます。

ピークは9月上旬で、天気と駆け引きをしながら播いていきます。

白菜、大根、人参、キャベツ、ブロッコリ、ネギ、春菊、ほうれん草・・・・・・全部で30種類に及びます。

芽が出てくると早速害虫との戦いが始まります。

田んぼの草取りも大量に残っているし、この時期になると何か追いつめられた気持ちになってしまいます。

「遺伝子組み換え稲」いらない運動に参加して下さい

自然生態系を破壊する遺伝子組み換え作物については、3年前のケロケロ通信にも連載したのですが、覚えてありますか。

あの時皆さんにもご協力いただきました表示義務化への署名運動や反対運動のその後の盛り上がりで、大豆やナタネ、トウモロコシ、ジャガイモといった遺伝子組み換え作物の締め出しに成功しました。

ところが、あの時に警告していた「遺伝子組み換えコシヒカリ」(アメリカの農薬メーカー、モンサント社が、日本をターゲットに開発した除草剤耐性菌組込コシヒカリ)が来年にはいよいよ日本に登場しようとしています。

これは組み換え米自体の安全性への疑問がある上に、さらに、きわめて発ガン性の疑いが強い「ラウンドアップ」という除草剤の使用量を飛躍的に増やしてしまう稲です。

今までラウンドアップは、使っている人でもせいぜい田んぼの畦だけに散布していたものが、今度は田んぼ全面に2~3回も散布します。しかも、稲の上からまぶしかけますので、その残留も心配です。

さらに心配なのは、このような稲が一般の稲を栽培する田んぼに隣接して栽培されると、その組込遺伝子が自然交配によって一般の稲へと漏れ出してしまうという、遺伝子汚染が蔓延する危険性もはらんでいます。

モンサント社が開発したこの稲のほか、別紙の通り、日本の農水省でも積極的にいろいろな組み換え稲の開発をすすめています。

そして、大豆やトウモロコシの時と違って、それらの米が日本の国内で生産されようとしています。

そして、皆が気付かないうちに、皆さんの食卓へ上ろうと、すぐそこでチャンスをうかがっているのです。

さあ、皆さんもこの事をまわりの人たちに知らせて下さい。
そして、別紙署名用紙を配って、遺伝子組み換え撲滅運動を展開して下さい。
事は急を要します。

自然や健康を守るお店「香旬市場」オープン

昨年、安藤先生の紹介で、岡本さんと篠澤さんという二人の女性が我が家を訪ねてこられました。

私の活動母体とも言える福岡県有機農業研究会の会長である、安藤孫衛先生の著書に感動されて、自然食の店を思い立たれ、その食材を求めてのことでした。

それから一年、今日、8月22日、ようやくそのお店がオープンしました。

薬膳カレーや旬の野菜にこだわったレストラン(我が家の米を使用)と、有機米や有機野菜、その他自然食品などを取りそろえたショップからなっています。

お配りしたDMハガキを持っていくとプレゼントももらえます。

場所は中間市扇ヶ浦です。
ぜひ一度のぞいてみて下さい。
こういう自然を守る店がうまくいくように、皆さんも応援して下さい。

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