★新家族、仔猫のニャンチュー、仔犬のオチビン★オゾン層破壊 ケロケロ通信 第37号

お父さんのケロケロ通信

あわただしい年末を通り過ぎて、新年を迎えたのはついこの間と思っていたのに、もう2月です。
春までの仕事が段々たまってきて、ちょっと焦り始めた今日この頃ですが、本年もまた一年、よろしくお願い致します。

我家では、昨年の秋、12年飼っていた愛犬のモンモンが死んでしまいましたが、そのかわり、仔猫のニャンチューと愛犬のオチビンが新しく家族に加わりました。

とても可愛くて仲のいい2匹ですが、何といってもイタズラ盛りで、家族皆、ふりまわされています。

■お客さんを紹介してください

有機農業を初めて7年、ようやく技術的にも目処がついてきましたので、経営規模を少しづつ増していく事にしました。
予定では5年計画で、今の2町歩から5町歩にしたいと思っています。
今年は手始めに、4反程田んぼを購入することにしました。
そこで皆さんにお願いなのですが、我家のお米を買ってくれる人を紹介していただけないでしょうか。
できれば、皆さんのように永くお付合いのできる方が嬉しいのですが。

よろしくお願いします。

■オゾン層破壊による紫外線対策は・・・

先日、福岡合鴨水稲会の総会の記念講演で、ストップ・フロン福岡代表の柴田英俊氏に、フロンガスによる紫外線問題を話していただきました。
今まで、あまり関心を持っていなかったのですが、ゾっとする内容に、事態の深刻さと、毎度の事ながらの我国の対応の遅れを痛感させられました。
話をかいつまむと、紫外線にはA波B波C波があるのですが、成層圏のオゾン層に遮られて、地上まで届いていたのはA波だけでした。
ところが冷蔵庫やクーラー、スプレー等に使われていたフロンガスによって、オゾンが破壊されてきた結果、地上に紫外線B波が届くようになっているそうです。

これは地球が誕生し、陸上に生物が上がってきて以来、生物が初めて体験する事態なのです。
このB波は皮膚が細胞分裂している基底細胞にまで到達して、遺伝子にキズをつけてしまいます。
その結果、免疫低下やメラノーマ(悪性皮膚ガン)、白内障等を引き起こすそうです。

オゾン層に届くのに20~30年もかかるのだそうです。
という事は、20~30年前に放出されていたフロンガスで、それだけのオゾンが破壊されているのです。
それは現在までに放出したフロンガス総量の10%にすぎません。

まだ届いていない残り90%のフロンガスによる被害が現れてくるのはこれからです。

----我々人類は、便利さや金儲けの為に、取り返しのつかない過ちを犯してしまったようです。

すでに我国以外の主要国では、この有害紫外線対策に、国をあげて取り組んでいます。
特に被害の大きなオーストラリアでは、小学校に上がる時から、徹底的な陽よけ対策を義務づけるなどの教育がなされているそうです。

・・・・・・・・それに対して日本は・・・・・・・・。

この話、詳しく知りたい人は一度柴田氏を招いて勉強会をされるといいと思います。

----ストップフロン福岡.(TEL)0940-52-2997 (FAX)52-5554

■今月の農作業(2月)

○たんぼ・・・・畦つき、池さらえ
○畑・・・・野菜の出荷、玉ネギの追肥、畑の開墾、春播の準備
○椎茸、木くらげの植菌
○こうじ作り(味噌)、カキモチ

2/3. 筋田靖之

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